たったったーのしかったぁ〜♪
やっぱりパーティー創るのは、わくわくするっ。
『蟲の響』はやはり僕にとって特別な場所だった。
蟲の響では僕は音楽家ではない。
レジデントでもあるDJのBATCHと、
オーガナイザーの相方minaと、
今も繋がる多くの仲間たち。
和気あいあいと言いたい所だけど、
実はみんなそれぞれ意識が高く、なかなか手厳しいw。
「たんなる同窓会ならやりたくない」とシンは言った。
たぶん一瞬みんなハっとして、
すぐさま全員が内心「そんなん当たり前だ」「やるからには最高にしよう」と思った。
やるからには最高にしようと全員が思ってくれるのは実は珍しい。
お前らってめんどくせーなぁと言いながら、ニヤっとしてる。
そんな意識のせめぎ合いが『蟲の響』にはあるんだ。
予算も時間も無くて、野外と違って制限のある室内。
そこで蟲の響をやるのは確かに困難だけど、
デコーレションの響をはじめ、
映像のmichi、osamucom、yuta、
音楽の山頂瞑想茶屋、Yuu、DOCTOR、seiji、Noise、BATCH。
全員が自ずから連携するアーティストや関係者とコンタクトを取って、
各自が最高を目指してくれる。
僕は主に音楽演出を担当しているけど、
オファーした時点から、彼らは自分は何をするべきかを考えてくれる。
そして、僕らにそれを伝えてくれる。
僕らはそれを実現出来るように変えて行く。
蟲の響とはそういう『繋がり』によって出来ているんだなと感じた。
10年分の個の進化は、
きちんと全の進化に繋がったんだ。
今、僕にとって自分の全開を感じるのはno.9 orchestraのライブなんだけど、
同じような感覚を蟲の響に感じた。
今僕が大切に想っている [ fairground ]にも形や時代に違いはあれど、
こういう想いを感じたいと思ったな。
あ、もちろん蟲とは違う形でね。
それと、もうひとつ僕には今回感じたいテーマがあった。
仲間たちの音楽が10年でどう変わって、どう変わってないのか。
変わって良くなっていた人も、
変わってなくて嬉しかった人も居たけど、
みんな確実に進化していて、一音楽家としてメラっとする部分がちゃんとあった。
そう、これは同窓会じゃないんだよ。
俺もここで音を出したいっ!て思いながらブースを眺めたりした。
今ではageHaで働く、蟲の響の超主要メンバーobariの働きっぷりも見事だったし、
共にオーガナイズして、相変わらずの無茶ぶりと仲間意識の強いminaにもさすがと思ったり、
10年間きちんとクラブで鍛えて来たBATCHのDJも凄かった。
今回スタッフで参加してくれた源明やタロちゃん、コマチンやらwatoやナフにmomi、チビマユにmiki、北海道から駆けつけてくれてこの素晴らしい写真を撮ってくれたコウセイ。
キャンドルアーティストのEupholiaと、minaがfacebookで見つけたスミオさんのプールサイドのキャンドル。
話した瞬間からノリノリで参加してくれた岡くんとおまつ率いるマッサージチーム『指音』by Ubdobe。
代々木公園ゲリラレイヴ以来から野外仲間として繋がっている仲間たちや蟲のお客さん。
今回の話を持ちかけてくれたKotaroさん。
パーティーはこういう繋がりで出来ている。
うん、やっぱり蟲の響って愛と情熱があるのね。
みんな、ありがとう。