3.11

あれから3年が経ちました。

あの時、愚かな事に、
僕はほんと怖くて、どうにかなりそうだった。

きっと多くの人がもっと怖かったのに。

数日が経って、
多くの音楽仲間から「何かしましょう」とか、「何か出来ないか?」とか、
みんなすごくポジティブだったのを覚えてる。

そして、そう言ってもらえる事が力になったことを覚えている。

募金やボランティアをしても一向に無力感から逃れることは出来ず、
音楽を創り始めようかと思った時、
一音も出せなかった事を覚えている。

そんな時に誰よりも早くクラムボンのmitoさんがギターを弾いた。

無音だった自分の心に音が鳴った気がした。

そうか、僕はギターを弾けばいいんだ。
猛烈に練習したことを僕は覚えている。

この日を忘れる事はない。

3.11」への4件のフィードバック

  1. ハイレゾのダウンロード、ありがとうございます!
    私にとっては思いのほかレコーディングの奥深さに触れられて、良い経験でしたっ♪

    CD屋さんなのですね。

    たしかにパッケージを販売するのは衰退していくでしょうね。
    個人的には今後も作品を創れば、USB含め何かモノを創ると思います。
    自分への成果としてかもしれませんが。

    以前から思っていた事ですが、僕は今の時代に生きているということを意識する必要性を感じています。

    ですので、アーティストも自分の創る物に集中することはもちろんですが、
    その後のアウトプット(リリースに対する想いやハードル)についてもじっくり考えるべきだと思っているんですよね。

    正直な所、私個人はインディーズですし、今の時代に印税で生活しようなどとは当然考えていません。
    ただ、流通にのる以上プロ意識とお金の在り方についてはしっかり考えたいと思っています。
    現状のiTunesやBandcampには大きな欠点があるような気がしていて。

    CD屋さんやディストリビューターさん、レコーディングスタジオ、エンジニア、プレイヤー、みんなに良い循環があるといいですね。

  2. お返事有難うございます。感謝です。

    The History of the Dayハイレゾをototoyでダウンロードしました!
    素晴らしいです!
    でも、予想以上ではなかったです。悪い意味ではありません。
    CDのフォーマットで充分no,9の魅力は伝わると確認できて一安心という事です。
    当たり前ですねw。AMラジオでもno.9の素晴らしさは伝わると思いますし。
    ただ、やはりハイレゾで聴くほうがより製作者の意図が伝わると想像しているので
    (どこまでスタジオで聞いてる音に近いかと言う意味で)今後もぜひハイレゾを
    という思いです。

    パッケージメディアでの流通ですが、独自の魅力を出すにはビートルズのようにUSBメモリで出すとかですかね(あれはモノとしての魅力も有りさすがだと思いました)。
    あとはCDとして出して(アナログでも良いですが)、ハイレゾのダウンロードを出来る
    コード番号を付けてもらうというのが、ファンとしては有難いです。
    コード番号付きは値段を少し上げてもらっても問題無いと思います。
    どうでもいいオマケの付いた初回限定盤とかより有難いです。
    勝手な意見すみません。

    ただ、都市部はともかく地方、さらに田舎ではパッケージメディアは限界に来てます。
    パッケージメディアとして生きてるのは演歌だけです。
    演歌はCDどころか、カセットテープも全然現役です。
    今特別演歌が売れてるということはないんですが、
    まわり(所謂J-POP)が落ちてきてるぶん、演歌の底力をヒシヒシと感じています。
    あ、演歌は関係ないですねw。

    僕はCD屋なので、パッケージメディアの衰退は死活問題なんですが、
    好みや理想の方向に行かないのが、世の中の法則なのかなとも思います。

    とにかく、みなさんには余計なことは考えず
    素敵な音楽を作っていただくことだけが望みです。
    その後のことは、いろんな人が考えるでしょうw。

  3. 葛原さん、投稿ありがとうございます!
    ハイレゾのお話、とても興味深く読ませていただきました。

    確かに以前、
    ライブ盤をOTOTOYからハイレゾで出したときの音は、自宅のスピーカーで聞くとかなり違う臨場感と音の豊穣さに驚いたものです。
    なので、おっしゃる通り、もっと考えて行きたいですね。

    本来であれば、ハイレゾクラスのサウンドを何かの媒体(CDやレコードのような)に納めることが出来れば、
    私としてももっとそのようなリリースをしたいと思うのです。

    私がリリースに最も感動するのは、物質化されたものを手に取る時なんです。
    CDなんてデータと何も変わらないのですが、あのジャケットとパッケージされたそのモノ自体に、
    懸けて来た時間と心を再び目の当たりにするのです。

    今後は色々な形でのリリースを心がけて行きたいと思います。

    そして、何よりも聞きたいと思ってくださるその気持ちに応えたいと日々思います。

    ありがとうございました。
    今後とも、宜しくお願い致します。

  4. 初めまして。
    ブログと全く関係ない投稿失礼致します。
    連絡先が見つからなかったものでこちらに書かせてもらいます。

    最近ハイレゾ音源というのが出回っています。
    良い音楽は良い音で聴きたいというのが音楽ファンというものなので
    いろいろ買ってみたのですが、何か違いました。

    出回っているのは、過去の名盤が主ですが、
    CDと聴き比べると音質云々より、どっちがロックっぽいか?
    と聞かれれば、CDの方が…なパターンが多いのです。
    で、更にアナログと聴き比べると、こっちがやっぱりロックだよなと
    思ってしまうことが多々あります。
    マーヴィンなどのソウルもそうです。
    ジャズ、クラシックは不勉強ながら買ったことがありません。

    ただ、きちんとリマスターしてあるハイレゾは良いです。
    最近のツェッペリン、ビートルズなど。
    ただ、これはハイレゾの効果よりリマスターの効果が大きいように思います。
    勿論、ハイレゾのほうがオーディオ的には良いのでしょうが、
    リマスタリングありきと、素人考えで、感じます。

    そんな流れがあって、ハイレゾって意味あるのか?と
    思っていたんですが、今日ototoyで
    某エレクトロニカのハイレゾデータをダウンロードしてみました。
    2013年発売のまさに今の音です。

    再生した音を聴いた時は、衝撃でした。
    聴き比べてみるとかいう、段階ではなく
    一聴、これはCDでは絶対でない音だ!と感じました。
    多分、アナログでもでないでしょう。

    やはり、その時代の音楽は、その時代のテクノロジーで
    聴くのがベストなのか?と思いました。

    僕は安い蓄音機で少しですがR&BやブルースのSPを聞きます。
    これはCDでの音とは別世界です。
    ノイズとか関係ないです。
    良い、悪いではなく、この音なんだな、という感じです。

    アナログ時代の音楽も、やはりアナログで聴くのがベストなんでしょう。
    年上のロック世代のおじさんも、今になって、やっぱりCDで聴く
    黄金時代のロックはなにか違うと、アナログオンリーになってたりします。
    CD時代の音楽も、やはりそういう傾向があるのではと想像します。

    ここからが、本題です。

    no.9の音楽は、すでにCDという枠には収まりきらないのではないか?
    と、思ったのです。もはやCD時代の音楽ではないのではないかと。
    特に手を加えなくても、ハイレゾ化することで
    別次元の世界が見えるのではないかと、思ったのです。

    と、まあ屁理屈的なことをダラダラ書きましたが、
    要するに、no.9をハイレゾで聴きたいということなんです(^^)
    今一番、先を行ってて、大好きで、現在の音であるno.9を
    ハイレゾで聴ければ、幸せの一言です。

    実は僕は地方で個人営業のCD店をやってますが(チェーン店メインの今ではレアです)、
    ハイレゾ化して流通させるノウハウは全くわかりません。
    なので、こんな気楽にお願いしているのですが、
    もしよかったら、頭の片隅にでも「ハイレゾ・リリース考えてみるか」と
    思っていただければと思い、この文章を書いております。

    僕は漫画家をやっていたことがあり、作り手というのは
    意外と流通については無頓着な人が多いというのもわかっているつもりです。

    ハイレゾで配信して儲かるのか?と聞かれても、さっぱりわかりません。
    とにかく、ハイレゾでno.9を聴きたいという気持ちだけです。

    現在のCDでのリリースで聴いていても、何の問題はありません。
    充分堪能しております。素晴らしいです。

    でも、no.9の音源には、その先の可能性があるのではないかと
    今日思ったのでした。
    それほど、過去の音源ではなく、今の旬の音をハイレゾで聴く快感に未来を感じたのです。

    長文失礼いたしました。
    もし、この文を読んで頂ければ、それで十分です。
    そして頭の片隅にでも、残って頂ければ最高です。

    今、世界のアーティストの中で一番、新作を楽しみにしてる、一ファンより。

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