先日は大変多くの方に渋谷WWWへご来場いただき、ありがとうございました。
まずは、オーガナイザーでもあり今回のイベントへ僕らを選んでくれた岡くんと、LOOPPOOLに、ありがとう。
彼らのリリースパーティということで、最大限の趣向と気配りが施された素晴らしいイベントでした。
no.9 orchestraがこのイベントへの参加が決まった時には、
まだ[ Breath in Silence ]のリリースも決まってなくて、
6年間を共にしたピアニストのレンコンが脱退を考えているなんてことも知らなかった。
まさか、こんなに特別なライブになるとはね。
特別だからといって、僕らがやることには何も変わりはない。
だけども、気持ちが変わってしまうのは当然のこと。
たぶん僕らは全員、口には出さなかったけど、レンコンとの演奏を味わおうと思ってた。
だって、すげー寂しかったからね。
最後の曲、Helloにはレンコンと僕、二人だけになるところがある。
その16小節はほんの少しスローモーションになった。
今までのスタジオでの日々を回想したからだ。
あの人、ほんと不器用だからね。(演奏じゃないよ)
その不器用さが、いい意味でしみ込むというか、存在感になる。
ふっとその16小節が終わり、本当のラスト16小節が来たときぶわっと感情が溢れ出しそうになったのを、
僕はとっさに演奏に込めた。
ほんと、彼は素晴らしい演奏をしてくれたんだよ。
そして、メンバー全員が応えた。
僕が目指す全としての演奏を、この日出来た気がする。
感謝は直接伝えます。
来てくれた皆様、本当にありがとう。
写真をアップロードしました。
写真を撮影してくれたのは、アルバム [ Breath in Silence ]のジャケットを撮ってくれた谷藤貴志さん。
しかも今回、正式な依頼でもないにも関わらず、駆けつけてくれてプロとしての写真を撮ってくれた。
本当にありがとうございました!
まるでアルバムタイトルのように、静寂の中に息が見える。
そして、音楽が聞こえてくるような生命のある写真だと思います。
ぜひ、ご覧ください。